他社期間工との比較

でも結局は残業休出次第

 

あらかじめ断っておきますが、このサイトは大泉徹底解説とうたっているようにスバルの、しかも大泉工場と大泉寮だけを掘り下げたサイトです。

 

基本的に僕の経験した事を元に記事を作成しているので、他社との比較等はこのサイトが最も苦手とするところです。

 

しかし比較してこそスバルの事もよくわかるかもしれません。

 

なので頑張って調べてみましたよ。

 

ただし、月収例はホームページなどに載っていた物をそのまま写しただけですので、実際の金額とは違う可能性がかなり高いです。

 

実際のお給料は残業休出がどれくらいあるかで決まると思うので、あくまで参考程度に見て下さい。

 

このページに関しては想像や推測も含まれ、情報としてはかなり精度が低いです。

 

言い訳がましいですが、そこをご理解いただいて参考程度にご覧ください。

 

もしスバル以外で気になる会社がありましたら、他のサイトやブログなどで正確な情報をお調べする事をおすすめします。

 

もしやっぱりスバルが気になるということでしたらば、大泉工場と大泉寮だけですが詳しく解説しておりますので、このサイトの他のページもどうぞご覧になっていって下さい。

 

あと各社入社祝い金や特別手当てとして最初の入社時に結構な金額をくれるキャンペーンをやっているところが多いのですが、これは時期によって金額や内容が変わるので、今回は省きました。

 

では解説しながら見ていきましょう。 

 

まずはスバル。

月収例はあえてスバルのホームページから引っ張ってきましたが、スバルはひどいですよ。月収例に慰労金含めてます。

日産も同じ手法で誤魔化してくれていますね。

 

他の会社は慰労金は別に表示して月収例の金額にはもちろん含まれていません。

 

ぱっと見トヨタより金額良さそうに見えるのはこういう事なんですね。

 

しかしこんな事しなくてもいいのになあと思います。

 

残業時間は20時間じゃなくて40時間いっちゃってますが、実際にスバルで働いている期間工はこれ以上貰っているので今(2016年)に限って言えばトヨタやデンソーに引けを取らない、稼げる会社と言えそうです。

 

ただし残業休出バリバリこなしてですけども。

 

他には車の持ち込みがOKだったり正社員登用の望みが持てるのもメリットですね。

 

あと面接はかなり受かりやすいようです。

 

関東の他の自動車会社には横浜や藤沢といった場所に工場を持つところもあるので、それに比べると立地的な部分は若干デメリットでしょうか。

 

 

 

次にトヨタです。

さすがの待遇でおそらく全社中最も稼げると思われます。

 

手当て+慰労金の額が大きいですね。

 

この表には書ききれなかったのですが、毎年昇給があったり、長く務める程に慰労金の額が上がっていったり、フル満了した後も2周目3周目と日給が上がっていったりと、とにかく長くトヨタにいればいるほど稼げるようにしてくれています。

 

さすがの一言。

 

ホームページの期間工募集要項もダントツで解り易い。

 

もしトヨタの期間工になれたら、他の期間工もやってみたいとか思わないでしょうね。

 

ただし職場は厳しいようです。

 

面接も基準が厳しいらしく、僕は35歳工場未経験でしたが、派遣会社の人にトヨタはまず無理でしょうと言われました。

 

健康な20代の方なら大丈夫だと思います。

 

このサイトはスバルの期間工を特別に推奨するものではありませんので、思い切って言っちゃいますけど、どこでも行ける人はトヨタに行くべきだと思います。

 

スバル様大変お世話になっているのに申し訳ありません。

 

しかしこの高待遇は半端じゃないです。

 

特に長く期間工として勤めるつもりのある人はトヨタがベストでしょう。

 

逆に長く勤めるつもりがないならそこまで他社に比べてメリットが大きいとは言えないかもしれません。

 

なぜなら稼げるかどうかは残業休出次第。運次第だからです。

 

トヨタのデメリットはやはり立地でしょうか。

 

あとは車の持ち込み不可。食費が高い。

 

仕事が厳しいのが嫌な人はもしかしたら向いていないかもしれません。

 

 

 

ホンダを見てみましょう。

ホンダと日産は工場ごとに条件が違うのでややこしいです。

 

表は比較的条件の良さそうな埼玉工場の募集要項を見てまとめました。

 

なんといっても日給が1年目から1万超えなのが良いですね。ただし、以降の昇給があまりありません。

 

ホンダは食事が美味しいらしいです。しかも勤務日の食事が1食無料。

 

残業休出があまりなくても安定して稼げるし、ご飯が美味しいのはかなりのメリットですね。

 

車も持ち込み出来ます。

 

デメリットとして手当てが少ないです。しかし日給が高いので、トータルではけっこう良いお給料になりそうです。

 

 

 

ニッサンを見てみましょう

まずスバルの解説でも言ったように、ホームページの月収例が慰労金を含めちゃった金額になってます。ズルい。

 

というかホームページの募集要項がダントツでわかりにくいです。

 

日給や慰労金の額からしてもスバルに近お給料になりそうですが、どうなんでしょう。

 

情報が全然ないです。

 

しかし、ニッサンのメリットは立地にあると思います。

 

ホンダと同じように工場によって条件も違うのですが、横浜工場と追浜工場(横須賀)は条件云々よりもその立地だけである意味では他社を大きく引き離しているといえるでしょう。

 

ここまで良い場所にある工場は他にはありません。いすゞの藤沢工場が次点でしょうか。

 

実家から離れて都会での生活をしてみたいという人、逆にあまり田舎すぎるのはキツイという人にはニッサンがおすすめです。

 

 

 

次はマツダです。

正直条件面では他社にだいぶ劣ります。

 

ホームページの募集要項もわかりにくかったので、月収例もあてになりません。

 

各自動車会社の工場は関東、愛知、関西、九州辺りに固まっていますので、広島山口という立地はデメリットでもありメリットでもあるかもしれません。

 

中四国辺りにお住まいであまり遠くに行きたくない人にとっては唯一の選択肢という事になります。

 

スバルとともに他社とは一線を画した独特の技術で勝負していますので、車が好きな人にはやりがいがあるかもしれませんね。

 

 

 

いすゞを見てみましょう。

いすゞはホームページの募集要項で慰労金が3ヶ月で21万というのが目を引きますが、他に手当てらしい手当てが無く、トータルでは他社より良いとは言えません。

 

月収例が高くなっているので表では総収入が高くなっていますが、他の会社が稼働20日残業20hで計算しているのに対して、いすゞは稼働21日残業25h更に休出2日で計算しているのでそりゃあ高くなるよという事で。

 

日給と慰労金を見る限り良くも悪くも無いといったところでしょうか。

 

ただニッサンと同じで工場の立地に優位性があります。二つの工場のうち一つは神奈川県藤沢市にあり、江ノ島までほど近いそうです。

 

人によっては最高の立地でしょう。

 

デメリットとしてはトラックの工場ですので、トリムはかなりキツイようです。

 

ちなみに僕はいすゞの面接受けて落ちてます。

 

いすゞは30代は厳しいのかもしれません。

 

 

 

 

ここからは自動車部品の会社です。まずはデンソー。

実は条件面かなり良いですね。

 

寮の光熱費が毎月7000円かかるのですが、それ以外はトヨタ並みじゃないですかこれ?

 

しかも自動車部品ですので、トリム課など無く、体力的にはトヨタよりはかなり楽だと思われます。

 

かなり良いんじゃないでしょうか。

 

僕はデンソーは全然知らないので軽々しく変な事言えませんが、おすすめですねこれは。

 

ただ禁煙らしいので、愛煙家にはキツイでしょうね。

 

 

 

 

最後にアイシンAW。

受かりやすいらしいです。

 

派遣会社でもしスバルに落ちたらアイシンを勧めてたと言われました。派遣会社の視点で見ても35歳未経験でも受かるだろうという事ですね。

 

募集要項で時給で表示されてたり、4年11ヶ月まで延長可能となっていたり、他の会社の期間従業員とは法律的に違うカテゴリーの働き方なんでしょうか?調べてないです。すいません。

 

その辺も関係あるのか、手当てが凄く少ないです。

 

でも時給が凄く良いので、トータルではそんなに悪くならないようです。

 

短期間ならけっこう良いかもしれません。

 

カーナビなどの製造の為作業は体力的に楽なようです。

 

そのため期間工には珍しく女性も多く活躍しているらしいです。

 

寮費で9500円~10500円かかるのは一般的には十分好条件ですが、他の自動車会社の期間工と比べてしまうとデメリットに映りますね。

 

 

 

 

 

僕が調べた物は以上ですが、期間従業員はまだまだ色んな会社で募集があります。

 

条件面でトヨタやデンソーにかなうところはなかなか無いでしょうが、人それぞれ事情はありますので、自分に合った会社を探すのが良いでしょう。

 

特に立地は人によってはお給料以上にメリットデメリットあると思います。

 

そして結局お給料は残業休出次第であり、残業休出があるかどうかは運次第です。

 

こんなサイト作っておきながらこんな事言うと身も蓋も無いですが、あまり考えすぎずに思い切って飛び込んでいくような人の方が期間工には向いているように思います。

 

迷ったらまずは派遣会社に登録して、そこで相談してみる事をおすすめします。