配属

 

色々な期間工に話を聞くと赴任から配属までのスケジュールは色んなパターンがあるようなのですが、赴任のページに引き続き、僕が配属された時の事を書いていきたいと思います。

 

前日に続き朝7:30に本社に集合です。

 

事前に作業ズボン用ベルトを持ってくるように言われているので忘れずに持っていきます。

 

くつも運動靴かスニーカーと指定されていますが、これは工場を歩くと汚れるからで、実際に現場に行くと安全靴に履き替える事になります。

 

西本館ロビーに着くと、すでに制服と帽子と安全靴が机の上に並べられ、自分の名前と所属の課名と寮名の入ったバッジが上に置かれています。

 

人事の方に名前を告げると自分の制服が置いてある席に案内され着替えるように言われます。

 

この時点でバッジを見て配属される課と入寮する寮が分かります。

 

というかかなり不意打ち感ありますね。

 

名前呼ばれる前にバッジで分かってしまうという。

 

全員そろって着替え終わり、時間になると本社工場勤務の人以外はバスに乗って出発です。

 

この時大泉工場行き、矢島工場行きと振り分けられ名前呼ばれますのでここで何工場かはっきり分かるのですが、前日どの工場に何課があるか聞いているので、課名を見た時点で分かってたりします。

 

かなり運命の分かれ道なんですが、けっこう雑に発表されちゃいます。

 

まあ選べるわけでもないので、おとなしくバスに運ばれて行くだけです。

 

このバスに乗っている時にかなり期間工になるという実感が湧いてきますね。

 

あまりわくわくはしませんが。

 

ああ、ついにか……って感じでしょうか。

 

正直自分で選んだ道とは言え、初めは僕もあまり良いイメージではなかったですから。

 

今は違いますよ。

 

毎日頑張って楽しく生きてます。

 

でもこの時は一気にかなりネガティブな気持ちになりましたね。

 

取り越し苦労というやつですので、皆さんはそんな気持ちにならなくていいですよ。

 

その為にこのサイト作ってます。

 

さて工場に着くと、大泉工場は広いですから各工場の前までバスで運んでもらって、順々に自分の課のある工場に入って行きます。

 

大泉の場合第一工場から第五工場までありますが、各工場に安全担当のお偉いさんや品質担当のお偉いさんがいらっしゃって、わざわざ期間工に安全教育と品質教育をして下さいます。

 

前日の本社での教育もしっかりしてましたが、工場での教育はより実践的なお話が多い事もあり、より教育を受けているという実感がありました。

 

正直本社での教育はあまり聞いてなくても後から困るという事は無いですが、ここでの話はちゃんと聞いていないと後から困るかもしれません。工場内でのルールとか色々説明がありますので。

 

前日と同じように教育だけでけっこうな時間がかかりますのでけっこう疲れます。

 

途中でご飯休憩が入ります。

 

この時トイレはあらかじめ行っておいて下さい。

 

第一食堂の近くにはトイレがありますが、第二食堂の近くにはトイレがありません。

 

この時のご飯はけっこう定食食べてる人もいましたね。

 

なんで赴任日だけみんなカレーかラーメンになるんでしょう。不思議です。

 

ご飯休憩が終わっても教育が続きます。

 

教育が終わったのが何時だったでしょうか。忘れましたが、ちょっと工場の中も見てみましょうという事で、自分の課がある工場の中を一通り見せてもらいました。

 

その後一旦教育を受けていた会議室に戻ります。

 

待機していると自分の所属する係の係長が迎えにきてくれます。

 

係長に連れられて今ではすっかり馴染んでいる休憩室へ。

 

ここで直のリーダーに引き継がれてここからはリーダーが説明をしてくれます。

 

僕は3直のシフトの部署なので一つの班に3つの直があり、3人のリーダーがいる訳ですが、この日は水曜日で、木曜日と金曜日はこのリーダーの直で研修(というか普通に働いてた)を受けましたが、実際に配属された直はまた違う直でした。

 

この辺は色々パターンがあって、最初から配属される直で研修になる場合もあります。

 

これは全てにおいて言える事ですが、あまり説明はありません。

 

月曜日はどの直になるのか、何時出勤になるのか、金曜日の終業1時間前まで分かりませんでした。

 

うちの班だけかも知れませんが……。

 

僕は期間工生活は基本流れに身を委ねるのが正しいと思っています。

 

 

ちょっと話が金曜日まで飛んでしまいましたが、水曜日のこの日はまだこの後ホテルに帰って、その後各寮へと向かわなくてはなりません。

 

みんなヘトヘトです。

 

入寮に関しては別のページで解説します。